株式会社ワンダーテーブルは、「特定技能1号」を取得する外国籍社員に対し、「特定技能2号」の社内説明会の開催をスタートしたことをお知らせします。
過去最多の外国籍社員を雇用
ワンダーテーブルは、多様性こそがレストラン経営の原動力であると考え、外国籍社員(日本以外の国籍を有する者)の採用強化を、最優先の企業戦略のひとつとして据えています。2024年3月現在、外国籍の正社員は62名、アルバイトも352名となり、過去最多数を雇用しています。国籍は世界48カ国に及び、多様な文化的背景や価値観を持つ優秀な人材が集まっています。
説明会の内容
2019年の制度創設以来、「特定技能1号」を積極的に受け入れ、現在20名の外国籍社員が活躍しています。2023年に受け入れ分野が拡大された「特定技能2号」は、在留期間の上限がなく長く雇用できることから、同資格取得を支援する社内説明会を開催することを決めました。説明会では、制度の概要や試験難易度の共有、資格取得の意向確認などを行います。
30年以上にわたる外国籍人材の採用実績
ワンダーテーブルの外国籍人材の採用は、1994年にオープンしたシュラスコ料理専門店「バルバッコア」から始まりました。本場の雰囲気を演出するために、本店で5年以上の就労経験を持つ専門スタッフを招聘し、調理や提供を担当させる必要がありました。その後、アメリカンローストビーフ専門店「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」やニューヨーク料理「ユニオン スクエア トウキョウ」などを展開するにつれ、外国籍人材の採用は拡大しました。さらに、2015年頃からインバウンド増加に対応するため、ネイティブの外国籍人材を即戦力として採用し、主要な外国語の翻訳業務を担当する「人文知識・国際業務」の在留資格者も数名採用するようになっていきました。このように、当社の外国籍社員の採用は、一朝一夕で実現しているものではなく、30年もの年月により築いてきた歴史的背景があります。
2024年、ワンダーテーブルは「特定技能2号」の試験対策講座を開講する予定です。今後も、同資格取得を積極的に支援していき、多様な人材の活躍を促進することで、お客様に最高のレストラン体験を提供していきます。
■ワンダーテーブル外国籍社員数の推移
2022年 アルバイト250人 (14.3%) 正社員 48人 (18.1%)
2023年 アルバイト308人 (15.0%) 正社員 53人 (16.1%)
2024年 アルバイト352人(14.7%) 正社員62人(17.7%)
■特定技能制度とは
特定技能制度は、国内人材を確保することが困難な状況にある産業分野において、一定の専門性・技能を有する外国人を受け入れることを目的とする制度です。2018年に可決・成立した改正出入国管理法により創設され、2019年4月から受入れが可能となりました。種類は、1号と2号の以下2種類があります。
1号の在留期間は5年を上限とし、技能水準・日本語能力水準を試験等で確認します。対象者が勤務する受け入れ機関又は登録支援機関による支援の対象であることが条件です。
2号は、2023年6月に閣議決定された新たな在留資格です。 取得するには、特定技能2号評価試験、もしくは技能検定1級に合格すること、②監督・指導者として一定の実務経験を積むことの2つを満たす必要があります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000658.000007752.html