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HUMAX

「世界のお客様を魅了できる外食企業を目指して!」新任取締役、抱負を語る!

  • 投稿日:2015年06月24日

ワンダーテーブル役員このたび6月24日の定時株主総会におきまして役員の就退任があり、新陣容で業務を推進することとなりました。

取締役一同、更に皆様のご期待にそえるよう、社業発展のために精励いたす所存でございます。
何卒、今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

新たに就任した取締役3名は、弊社で15年以上勤務した生え抜きの社員です。
3人のうち、大卒は1名のみです。調理出身もいますし、中途入社もいます。
私は常日頃から、ワンダーテーブルの社員は、志と情熱次第でたくさんのチャンスがある会社だと伝えています。
学歴や過去の経験は関係無く、自分次第で部長や取締役、社長になれる会社です。
就任に際し取締役の紹介を兼ねて、それぞれの力強いメッセージと抱負をご紹介させていただきます。

株式会社ワンダーテーブル
代表取締役社長 秋元 巳智雄

 


 

[営業第1部・第2部門担当役員] 小川 圭介(Keisuke Ogawa)
■ニッチ市場でトップになれるブランドを集中的に拡大

小川圭介

ワンダーテーブルの国内ブランドは、海外の素晴らしいお店を日本のマーケットで展開する「インバウンド」、当社が独自に創って広げていく「オリジナル」の大きく2つに分かれています。インバウンドについては、「ロウリーズ」「バルバッコア」「オービカ」などを展開しています。海外の外食ブランドを日本でこれだけしっかりと運営している企業は、当社を含めてほんの数社しかないと自負しています。オリジナルについては、「鍋ぞう」「よなよなBEER KITCHEN」など多数あり、時代の動きを見ながら、自分たちが創り上げたブランドをしっかりと広げてきています。

今後の方向性としては、「ニッチ市場でトップになれるブランド」を重点的に展開していきます。たとえば、競争の激しいイタリアン市場においても、「オービカ」のように「モッツァレラ専門店」として訴求できれば、いきなり新しいニッチ市場が開け、イタリアン市場とは別のステージでビジネスができます。今後もそのような「高い専門性」と「ちょっとユニークな体験」を兼ね備えた、他社には真似のできないニッチトップのブランドを創り上げます。また、ブランディングとならび店舗の売上を左右する「現場力(店舗を運営する力)」についても、ホップ・ステップ・ジャンプで店舗の力を高め、結果として収益アップを実現する当社オリジナルのナレッジマネジメント「HSJプログラム」を活用し、高めていきます。

これからもワンダーテーブルらしいブランドを磨き続け、ひとりでも多くのお客様に「嬉しい時間」を感じていただけるような店舗を展開していきたいと思います。

<プロフィール>
1967年生まれ。最初に10年勤めた飲食企業では、都心だけでなく地方都市での経験を多く積み、地域文化に合った商いをするという、商売のいろはを経験。また、和食からイタリアン、南米料理まで、また、小さなバーからビル一棟の巨大クラブといった幅広いブランドの開業や運営に携り、ブランディングの基礎を学ぶ。その後、コンサルタントなどの放浪の旅的な仕事をし、2000年に(株)ワンダーテーブル入社。銀座にあったイタリアンの旗艦店の支配人を経て、スーパーバイザー、人事マネジャー、営業部長などを経験。根っからマラソンやトライアスロンが好きという訳ではないですが、目標を立ててコツコツと積み上げていくことが趣味です。

 


 

 

[営業サポート部門担当役員] 戸田 史朗(Shiro Toda)
■「かしこい人」を採用し、“飲食プロ”を養成

戸田史郎

私は営業のサポート部門(購入/人材開発/販促PR/管理など)を統括しています。当部門の業務は、それぞれプロフェショナルのメンバーが担当しており、少数ながらもスムーズな会社経営を実現している自慢のチームです。どの業務も重要ですが、それらを行っているのは“人”であり、また、当社の事業である飲食店はまさに“人”が重要なファンクションで、これからますます人の重要性は高まっていくでしょう。

当社では、①か(感謝できる人)、②し(親切にできる人)、こ(好奇心を持てる人)、い(飲食が好きな人)という「かしこい人」のキーワードに基づいて人材を採用しています。感謝、親切、好奇心といったホスピタリティの種になる部分を持っているか?、また、時間の大半を費やす仕事だからこそ自分の好きな仕事であるか?採用にあたっては、知識や経験だけでなく、そういった「かしこい人」かを見て決めています。

そして、入社後の人材開発は、計画的な教育を標準化する方法である「トレーニングライン」をベースに行っています。期限と教える内容、方法を決め、教わる人は「いつまでに何を習得すればよいか」、教える人は「いつまでに何を教えればよいのか」をお互いに理解した上で進めています。今後は「トレーニングライン」に沿って行なってきた社内研修に農業体験や工場見学といった体験型の研修などを組み合せ、“飲食のプロフェッショナル”を育てる「養成塾」のようなものを創っていきたいと考えています。

飲食業は“人”の商売。当社に入社した人材が成長し、活躍できる環境を構築していきます。

 

<プロフィール>
1970年生まれ。実家は土木業と観光鍾乳洞を経営。1993年、(株)ヒューマックス新卒入社。1994年、グループ会社の富士汽船(株)に転籍し飲食人生をスタート。モーモーパラダイス、バルバッコア、ベリーニ等で支配人を経験、プチ自慢は当時の最年少支配人記録保持者。2000年より営業企画部に所属し、営業のサポート部門を担当するとともに、国内FC事業、社内フォーラムの立上げや新規出店、ブランド開発、現場力強化プログラムの策定等取り組む“何でも屋”。その後、スーパーバイザーを経験後、2012年より営業サポート部長に就任、現在に至る。好きな四字熟語は、炭水化物と体育会系。ポテサラとラーメンをこよなく愛し、消費目的でたまに走ります。

 


 

 

[海外FC事業部門担当役員] 吉田 毅(Takeshi Yoshida)

■海外市場でフランチャイズビジネスを推進

吉田さん_修正

ワンダーテーブルは1997年、台湾に合弁会社を設立し、イタリアン「ベリーニカフェ」を出店しました。2003年には、台北に「モーモーパラダイス」の海外フランチャイズ1号店をオープン。その後、2008年にはタイ、2010年には上海、2014年にはベトナムにてFCに関するパートナーシップを組み、展開を進めています。2015年7月時点で、海外店舗数は44店舗、うち、FC店舗は35店舗とFC事業が正式にスタートした2010年に比べて、店舗数は約4倍まで伸ばすことができました。

我々の仕事の中で一番大事な事は「信頼」です。海外のパートナー達と仕事をする中で多くの依頼や相談があります。それらに対して簡単に(安易に)”NO”と言わない、簡単に”YES”と言わないことが重要です。一つ一つの案件に対して真剣に彼らの文化、背景を考えて、彼にとって最良な方法を提案し実践していくことが我々の小さな”信用”となり、それが積み重なって大きな”信頼”に繋がります。だからこそ、業績についても良い形で伸ばせていると自負しています。

近年では、2011年と2012年の『海外FC事業の未来に向けたタネまきの時期』を経て、2013年、2014年には天丼専門店の「天吉屋」、高級しゃぶしゃぶの「鍋ぞう PREMIUM」といった新しいブランドができ、店舗数を伸ばすことができました。また、当社の海外事業の更なる成長のために、タイ、アメリカに子会社を3社設立できました。海外で会社を設立する事は本当に大変ですが、社内外の多くの仲間のサポートでどうにか大きな失敗も無く前に進めています。
今後も、既存国、既存ブランド、新規国、新ブランドにて海外FCの成長戦略は続けていき、FC事業としては2020年までに10の国と地域で100店舗を展開、営業利益1億円を獲得することが目標としています。しかし、それは我々にとって通過点でしかありません。私たちにとって更に大切なのは、2020年以降を見据えて一人一人のパートナーとの関係、一つ一つの店舗の開業を真摯に重ねていき、日本の良さと海外の文化を融合させながら事業を推進していきます。

夢を諦めず見つづけ、パートナーからの信頼を得ながら業務をすることの大事さと喜びを、海外FC事業を通じて社内の仲間達に伝えて行きたいと考えています。

 

<プロフィール>
1968年大阪生まれ、18歳からすき焼きしゃぶしゃぶの老舗「浅草今半」で料理人人生をスタートし、原宿の名店「おぜき」で料理人としての生き方と料理の本質を学ぶ。その後、都内の料亭等で修行時期を過ごし、1996年にワンダーテーブルの前身である富士汽船(株)に入社。和食の料理長、総料理長を経て、本社にて購入、商品企画を担当し、企業購買、ブランド開発業務等を行う。2008年から海外FC事業を担当し、現在に至る。仕事をする上で意識している言葉は「志」で常に人が出来ない事をやり切りたいと意識して仕事しています!!趣味?生きがい?は、当社の上位職の大好きな「マラソン」では無く「惰眠」。